タムガリの考古的景観にある岩絵群(読み)タムガリのこうこてきけいかんにあるいわえぐん

世界遺産詳解 の解説

タムガリのこうこてきけいかんにあるいわえぐん【タムガリの考古的景観にある岩絵群】

2004年に登録されたカザフスタンの世界遺産(文化遺産)。同国南東部のタムガリ峡谷、タムガリ山を含む9km2の山岳地帯に、約5000点に及ぶ岩絵が残されている。これらは岩線刻画、あるいはペトログラフ(岩絵文字)と考えられているが、全容は未解明である。この岩絵はかつて居住地墓地であった場所に、紀元前14世紀頃から20世紀初頭にかけて描かれ続けたもので、遊牧民をはじめ当時の人々の暮らしぶりや信仰儀礼などが表現されている。また、青銅器時代から現在に至る墳墓が残されている。◇英名はPetroglyphs within the Archaeological Landscape of Tamgaly

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む