ダイオウグソクムシ

共同通信ニュース用語解説 「ダイオウグソクムシ」の解説

ダイオウグソクムシ

メキシコ湾や西大西洋の水深200~2千メートルに生息する。海底をはって餌をにおいで探し、海底に沈む魚の死骸などを食べる。餌が少ない海底に適応するため、ほとんど動かずにエネルギー消費を抑えていると考えられている。葛西臨海水族園(東京都江戸川区)が2000年に国内で初めて飼育を始めた。鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が飼育した個体が、09年にアジ1匹を完食して5年間何も食べなかったことで不思議な生態注目が集まり、国内の多く水族館が飼育するようになった。

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