現代外国人名録2016 「ダニエルハーディング」の解説
ダニエル ハーディング
Daniel Harding
- 職業・肩書
- 指揮者 スウェーデン放送交響楽団音楽監督,新日本フィルハーモニー交響楽団客演指揮者
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1975年8月31日
- 出生地
- オックスフォード
- 学歴
- チェッタム音楽学校卒,ケンブリッジ大学
- 資格
- スウェーデン王立音楽アカデミー会員〔2012年〕
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章シュバリエ章〔2002年〕
- 経歴
- 8歳でトランペットを始め、マンチェスターの音楽学校在学中に指揮に興味を持つ。17歳で指揮者デビュー。英国バーミンガム市交響楽団でサイモン・ラトル、ベルリン・フィルでクラウディオ・アバドのアシスタント指揮者を務める。1996年代役で、ベルリン・フィル史上最年少指揮者として舞台に立つ。’97年ノルウェーのトロントヘイム交響楽団首席客演指揮者に就任。’98年ピーター・ブルック演出の「ドン・ジョヴァンニ」で初めてオペラを指揮する。’99年ドイツのカンマーフィル・ブレーメン音楽監督を経て、2003年マーラー・チェンバー・オーケストラ初代音楽監督に就任。以来、クラシック音楽の世界で最も刺激的な若手指揮者として、ミラノ・スカラ座、ザルツブルク音楽祭など常に話題を呼び起こす。ロンドン響首席客演指揮者なども兼任。2007年にはスウェーデン放送響音楽監督に就任。2011年から新日本フィルハーモニー交響楽団のミュージック・パートナー・オブ・NJP(客演指揮者)も務める。2016年9月からパリ管弦楽団の音楽監督に就任することが決定している。アルバムに「カルミナ・ブラーナ」(バイエルン放送交響楽団/グラモフォン)など。1999年初来日、2006年モーツァルトイヤーを記念した公演で来日。2011年3月11日、東日本大震災の時、東京都墨田区のホールでマーラーの交響曲第5番を演奏、3ケ月後にもチャリティコンサートとして演奏した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報