改訂新版 世界大百科事典 「ダモーダル炭田」の意味・わかりやすい解説 ダモーダル炭田 (ダモーダルたんでん)Dāmodar インド,ビハール州の南部を東西に流れるダモーダル川流域にあるインド最大の炭田。夾炭層は二畳紀に介在し炭層は20枚以上。厚さは1.2m以上で総計すれば70m以上に達する。良質の粘結炭は主として上位の炭層から産出するが,普通は一般炭である。また火成岩の逬入(へいにゆう)による熱変成を受け天然コークスの部分もみられる。埋蔵量は100億t以上といわれる。執筆者:大橋 脩作 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by