だらつく

精選版 日本国語大辞典 「だらつく」の意味・読み・例文・類語

だら‐つ・く

〘自カ四〙 (「つく」は接尾語)
① 水などがだらだらと流れる。
咄本・軽口独機嫌(1733)二「淋病ゆへに小用だらつくかと存る」
物事がきまりなくながびく。ぐずぐずする。
浄瑠璃長町女腹切(1712頃)中「どんどんぐりの辻子(づし)を出れば建仁寺(けんにんじ)だらりが鳴るぞだらつくまいぞ」
③ はっきりしない、しまりのない様子である。ぐずぐずする。
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「目のうっとりとうつろはぬ様に、だらつかぬ様にするぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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