20世紀西洋人名事典 「ダヴィッドルーセ」の解説
ダヴィッド ルーセ
David Rousset
1912 -
フランスの小説家。
第二次大戦中ナチの強制収容所に収容され、解放後「強制収容所の世界」(1946年)を発表し、テオフラスト・ルノードー賞を受賞。次に人間の条件の問題を提起した作品「われらの死の日々」を発表した。その他の作品は「サルトル、ロザンタールとの政治に関する対話」(’49年)など。終始現代の組織悪を追究している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報