最新 地学事典 「チェカノウスキア類」の解説
チェカノウスキアるい
チェカノウスキア類
学◆Czekanowskiales
三畳紀後期~白亜紀に北半球の広い地域から産出する裸子植物。チェカノフスキア類とも。葉は細くひも状で,繰り返しY字状に分枝し,鱗片に覆われた短枝に複数つく。葉脈は1本であることから,イチョウ類と区別される。Phoenicopsis・Czekanowskia・Solenites・Sphenarionなどの属が知られ,繁殖器官としてLeptostrobus が知られている。この仲間の分類には表皮系の研究が重要である。類縁についてはさまざまな意見があり,確定していない。日本では三畳紀後期以降,多くの産出が知られているが,領石型植物群からは産出していない。また,石川県の大道谷層(白亜紀後期)からの報告が,この仲間の最も新しい時代の記録である。
執筆者:堀内 順治
参照項目:イチョウ類
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

