チェレンコフ計数器(読み)チェレンコフけいすうき(その他表記)Cherenkov counter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェレンコフ計数器」の意味・わかりやすい解説

チェレンコフ計数器
チェレンコフけいすうき
Cherenkov counter

水,鉛ガラスなどの透明な誘電体と光電子増倍管を組合せた装置で,チェレンコフ放射を出す高速荷電粒子を検出する計数器。チェレンコフカウンターともいう。検出可能な粒子の速さに下限があり,屈折率 1.50 の物質では粒子のエネルギーの下限はそれぞれ電子 175keV ,μ 粒子 36MeV ,π 中間子 48MeV ,陽子 322MeV である。またチェレンコフ光の放射角度から粒子の速さを知ることができる。素粒子や宇宙線の実験に用いられ,宇宙線の研究では大気中で生じたチェレンコフ光の観測も行われる。

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