ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェントゥリペ」の意味・わかりやすい解説 チェントゥリペCenturipe イタリア南西部,シチリア島,カタニアから道路で西方 54kmに位置する町。シチリア州エンナ県に属する。ヘレニズム時代の壁画のある家,浴場,ため池,ローマ時代の城壁など,古代都市の遺跡で知られる。古代ギリシアの歴史家ツキジデスの記述にもある大きな町で,アテネと同盟して,第1次ポエニ戦争までは独立を保ったが,ローマ支配下では,かつての繁栄を取戻せなかった。穀物栽培,大理石と石灰石の採掘が行われる。人口 6615 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by