チェントゥリペ(その他表記)Centuripe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェントゥリペ」の意味・わかりやすい解説

チェントゥリペ
Centuripe

イタリア南西部,シチリア島カタニアから道路で西方 54kmに位置する町。シチリア州エンナ県に属する。ヘレニズム時代の壁画のある家,浴場ため池,ローマ時代の城壁など,古代都市の遺跡で知られる。古代ギリシアの歴史家ツキジデスの記述にもある大きな町で,アテネと同盟して,第1次ポエニ戦争までは独立を保ったが,ローマ支配下では,かつての繁栄を取戻せなかった。穀物栽培,大理石石灰石採掘が行われる。人口 6615 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む