ちくりちくり(読み)チクリチクリ

デジタル大辞泉 「ちくりちくり」の意味・読み・例文・類語

ちくり‐ちくり

[副]針などで続けて皮膚を刺したり突いたりするさま。また、言行何度も人を刺激するさま。「あちこちちくりちくり(と)さす」「ちくりちくり(と)皮肉を言う」

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精選版 日本国語大辞典 「ちくりちくり」の意味・読み・例文・類語

ちくり‐ちくり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「ちくり」の強調形。「と」を伴って用いることもある ) 針などで幾度も刺すさまや、そういう痛みを感じるさまを表わす語。比喩的に、皮肉や苦言が人を刺激するさまもいう。
    1. [初出の実例]「あんまり癪にさはったから、ちくりちくりと種わりを用ゐたのよ」(出典:歌舞伎・月欠皿恋路宵闇(1865)大詰)
    2. 「チクリチクリと私の勘に引っかかる」(出典:見知らぬ人(1936)〈真船豊〉三)

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