現代外国人名録2016 「チッパージョーンズ」の解説
チッパー ジョーンズ
Chipper Jones
- 職業・肩書
- 元大リーグ選手
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1972年4月24日
- 出生地
- フロリダ州デランド
- 本名
- ジョーンズ,ラリー・ウェイン〈Jones,Larry Wayne〉
- 受賞
- MVP(ナリーグ)〔1999年〕
- 経歴
- 野球部監督の父により、早くから英才教育を受ける。高校では3年連続州のチャンピオンシップに出場し、全米中にその名を轟かせた。1990年大リーグのブレーブスのドラフト1巡目指名全体1位でプロ入り。3年間3Aで過ごし、’93年9月メジャー初昇格。’94年は膝の負傷で棒に振りながら、翌’95年は中心選手としてワールドシリーズ制覇に貢献。ドジャースの野茂英雄投手と最後までナリーグの新人王を争い次点だった。’99年打率.319、45本塁打、110打点でナリーグMVPに選出される。三塁守備から、2002〜2003年はレフトを守ったが、2004年三塁に戻る。2008年打率.364で首位打者を獲得。2011年4月対フィリーズ戦でスイッチ打者では史上9人目となる通算2500本安打を達成。選球眼もあり、1999年〜2008年の10年間で出塁率4割以上が9回もある。リーダーシップにも富み、ブレーブス一筋に主砲として活躍した。2012年シーズン限りで現役を引退。通算成績は、実働19年2499試合出場、8984打数2726安打、468本塁打、1623打点、打率.303。首位打者1回(2008年)、最高出塁率1回(2008年)、シルバースラッガー賞2回(1999年,2000年)、オールスター選出8回(1996〜98年,2000〜2001年,2008年,2011〜2012年)。スイッチヒッターとして大リーグ史上初めて、通算打率3割以上で300本塁打を達成した。現役時代は193センチ、95キロ。右投両打。背番号10は永久欠番となり、球団の殿堂入りも果たしている。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報