チトクロムオキシダーゼ(その他表記)cytochrome oxidase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チトクロムオキシダーゼ」の意味・わかりやすい解説

チトクロムオキシダーゼ
cytochrome oxidase

呼吸の電子伝達系の末端にあって,チトクロムcの還元型を分子状酸素で酸化する酵素。それゆえ正しくはチトクロムcオキシダーゼと呼ぶ。本体はやはりヘム蛋白質で,チトクロムの一種であり,チトクロム (a+ a3 ) と表示される。すなわち各1個のヘムをもつ6個のサブユニットから構成されていて,作用時に,その一部分はa,一部分は自動酸化性をもつ a3 と呼ばれる型として存在するのである。青酸や一酸化炭素で強く阻害される。

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