チ・のべる・しく・ひらく

普及版 字通 の解説


14画

[字音]
[字訓] のべる・しく・ひらく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(ち)。は虫の相連なる形。それを引きはなすことをという。〔説文十二上に「舒(の)ぶるなり」とあり、ものをひろげ、連ねることをいう。

[訓義]
1. のべる、しく、はる。
2. ひらく、ひろげる。

[古辞書の訓]
名義抄 ノブ・トル・トラフ・ヒロフ・ノキ

[語系]
thiaiは同声。は虫の連なる形、蟠の状をいう。そのような状態につらねひらくことをという。

[熟語]

[下接語]
・雕

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android