チノー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チノー」の意味・わかりやすい解説

チノー

計測器の専業メーカー。温度制御機器を主力とする。 1913年創業の千野製作所 (理化学器械・電気器械製造販売業) を前身に,36年株式会社として設立。 86年現社名に変更。調節計,記録計などの計測制御機器のほか,各種センサ,計装システムも手がけている。 83年のアメリカを皮切りに韓国,中国に合弁会社を設立。 95年山形チノーと久喜工場が国際規格 ISO9001の認証を取得した。売上構成比は,計測制御機器 40%,センサ 19%,計装システム 33%,その他8%。年間売上高 152億 5800万円 (連結。うち輸出8%) ,資本金 42億 9200万円,従業員数 554名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「チノー」の解説

チノー

正式社名「株式会社チノー」。英文社名「Chino Corporation」。電気機器製造業。大正2年(1913)前身の「千野製作所」創業。昭和11年(1936)株式会社化。同61年(1986)現在の社名に変更。本社は東京都板橋区熊野町。計測・制御機器メーカー。温度制御機器が主力。燃料電池評価装置・半導体試験装置などの計装システムや温度分布を画像表示するサーモグラフィーなども手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード6850。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android