チ・ひさしい

普及版 字通 「チ・ひさしい」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音]
[字訓] ひさしい

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 形声
声符は犀(さい)。犀に・遲(遅)(ち)の声がある。〔説文〕二下に「久しきなり」とし、「讀みて遲の(ごと)くす」とあり、遅と声義同じ。〔広雅、釈訓〕に「來するなり」という。

[訓義]
1. ひさしい、まつ。
2. おくれてくる。
3. 遅と通用する。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ヒサシ

[語系]
dyei、遲dieiは声義近く、には遅れるものを久しく待つ意がある。di、待dも、その系統の語である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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