チャオヤン特別市(読み)チャオヤン(その他表記)Chaoyang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャオヤン特別市」の意味・わかりやすい解説

チャオヤン(朝陽)〔特別市〕
チャオヤン
Chaoyang

中国東北地方,リヤオニン (遼寧) 省西部の市。省轄市でチャオヤン市区と1市3県,1自治県から成る。ヌールーアルフー (努魯児虎) 山脈とソンリン (松嶺) 山脈にはさまれたターリン (大凌) 河中流の谷にある。周辺農村では雑穀ワタ,果樹などの栽培とウシ,ウマの牧畜が行われる。内モンゴル (蒙古) 高原とリヤオ (遼) 河平原を結ぶ交通の要地にあたり,魏晋南北朝時代に前燕が竜城を築き,以後政治,経済の地方的中心地であった。チンチョン (錦承) 鉄道が通り,ターリン河の小舟による航行上限でもあって,綿花毛皮,穀物などの集散が盛ん。 1960年代から鉄鋼石炭,機械,紡織,食品などの工場が建設され,新興工業都市として急速に発展している。マンガン鉱山もある。チャオヤン農業大学がある。漢民族のほかモンゴル族,満州族が住む。人口 315万 6658,うち市区人口 36万 8967 (1990) 。

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