チャプリン(読み)Chaplin,Winfield Scott

朝日日本歴史人物事典 「チャプリン」の解説

チャプリン

没年:1918.3.12(1918.3.12)
生年:1847.8.22
明治期に来日したお雇い外国人。アメリカ人工学者。メーン州生まれ。ウエスト・ポイントの陸軍士官学校を卒業後,鉄道技師となり,メーン州立大学の機械工学教授となる。明治10(1877)年東京開成学校ワッソンのあとをうけ土木工学を担当し,同校が東大に昇格後も雇い継がれ,15年まで在職した。日本に初めて微積分学を紹介したこと,富士山標高測定したこと,観象台(天文台)の建設を指導したことなど功績は大きい。また,地震に関する論文も発表した。15年に帰国後はアメリカの大学教授に戻り,ワシントン大学総長を務めた。<参考文献>渡辺正雄『お雇い米国人科学教師

(三好信浩)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「チャプリン」の解説

チャプリン Chaplin, Winfield Scott

1847-1918 アメリカの土木工学者。
1847年8月22日生まれ。東京開成学校の教師としてまねかれ,明治10年(1877)から東京大学理学部で土木工学をおしえる。富士山の高さ測定,地震研究などをおこない,15年帰国。のちワシントン大総長。1918年3月12日死去。70歳。メーン州出身。アメリカ陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「チャプリン」の解説

チャプリン

アクアクララグループのマスコットキャラクター。ボトルペンギンの王子

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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