チャールズ・フレデリッククロス(その他表記)Charles Frederick Cross

20世紀西洋人名事典 の解説

チャールズ・フレデリック クロス
Charles Frederick Cross


1855 - 1935.4.15
英国の化学者。
ブレントフォールド生まれ。
ロンドンキングスカレッジ、チューリッヒ大学、チューリッヒ工科大学で学び、ロンドン大学を卒業。1892年E.J.ベバンと再生人造絹糸工業の基本的な技術となる「ビスコース法」を考案。その他にも繊維の漂白、リグニンなどの研究も行った。セルロースエステルの発見もし、それらすべてがレーヨン工業発展のための基礎となった。1916年化学工業への著しい貢献に対し、化学工業協会よりリサーチメダルが贈られる。’17年王立協会会員となる。’18年染色家色彩専門家協会からメダルを授与される。’23年パーキンメダル受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

チャールズ・フレデリック クロス

生年月日:1855年12月11日
イギリスの有機化学者
1935年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android