デジタル大辞泉 「チュコト半島」の意味・読み・例文・類語 チュコト‐はんとう〔‐ハンタウ〕【チュコト半島】 《Chukot》シベリア北東端の半島。ベーリング海峡を挟んでアラスカのスアード半島と対する。チュクチ半島。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「チュコト半島」の意味・わかりやすい解説 チュコト半島ちゅことはんとうЧукотский Полуостров/Chukotskiy Poluostrov ロシア連邦、シベリア北東部、ベーリング海峡に突出した半島。北のチュコト海と南のアナディール湾に挟まれる。ユーラシア大陸の北東端に位置し、アラスカと相対する。チュクチЧукчи/Chukchi半島ともいう。先端はデジニョフ岬。チュコト高地の東部にあたり、標高400~500メートルの丘陵を主とし、その周辺にツンドラ(永久凍土帯)の低地が広がる。山地では錫(すず)、金、タングステンなどを産出し、南東部にプロビジェニヤ、東部にウエーレン、北部にエヌルミノなどの漁港がある。[須長博明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例