普及版 字通 の解説
人名用漢字 18画
[字訓] そなえる・たくわえる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(諸)(しよ)。は(者)(しや)声。に(著)(ちよ)の声がある。は多くの祝告・呪符をいい、諸多集積の意がある。〔説文〕八上に「(そな)ふるなり」とあり、積することをいう。
[訓義]
1. そなえる、たくわえる、たくわえ。
2. そえる、ひかえる。
3. あとつぎ、もうけのきみ。
4. 国語で、利益がある、もうける。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 マウク・マウケ・タクハフ・スマフ・ソナフ
[語系]
tjia、tjya、zjia、また・餘(余)・與(与)jiaはみな同系の語で、うちに蓄え、予備する意がある。
[熟語]
▶・位▶・胤▶・価▶・擬▶・宮▶・君▶・元▶・后▶・穀▶・嗣▶・弐▶・峙▶・▶・▶・聚▶・胥▶・書▶・積▶・銭▶・蓄▶・▶・邸▶・嫡▶・妃▶・備▶・副▶・米▶・与▶・利▶・両▶・糧▶・廩▶
[下接語]
・戒・宮・軍・庫・公・皇・国・斎・歳・私・資・戎・倉・帝・斗・東・兵・余・立・留・糧
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報