ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チョンチョン江」の意味・わかりやすい解説 チョンチョン(清川)江チョンチョンこうChǒ'ngch'ǒn-gang 北朝鮮の北西部を流れる川。チョギュリョン (狄踰嶺) 山脈に発し,南西に流れてピョンアンプク (平安北) 道とピョンアンナム (平安南) 道との境界でソジョソン (西朝鮮) 湾に注ぐ。全長 213km。流域面積 9466km2。上流にはヒチョン (煕川) などの盆地がある。中流のクジャン (球場) 一帯にはカルスト地形が発達。下流のアンジュ (安州) 平野は米を中心とする農業地域である。流域に良質の褐炭を産する。古くは薩水と呼ばれ,河口から 15km上流の左岸に安州城址がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by