チョン・モンク(読み)鄭 夢九(その他表記)Chung Mong-koo

現代外国人名録2016 「チョン・モンク」の解説

チョン・モンク
鄭 夢九
Chung Mong-koo

職業・肩書
実業家 現代・起亜自動車グループ会長・CEO

国籍
韓国

生年月日
1938年3月19日

出生地
朝鮮ソウル(韓国)

学歴
漢陽工業大学工業経営学科〔1967年〕卒

学位
Ph.D.

経歴
韓国を代表する財閥、現代グループを創業した鄭周永の二男。現代自動車理事兼ソウル事業所長、韓国都市開発社長などを歴任。1987年現代精工会長。’95年12月現代グループ会長に就任。’98年1月から弟の鄭夢憲とともに2人会長体制をとる。同年会長退任。’99年より現代自動車会長・共同CEO(最高経営責任者)。品質改善やデザインの向上で同社を世界的な自動車メーカーに育て上げるが、2000年6月政府から企業体質改善の圧力を受け、経営の一線から退く。2006年4月現代自動車グループの不正資金調達疑惑に絡み、特定経済犯罪加重処罰法違反(横領背任)容疑で逮捕される。2007年懲役3年、執行猶予5年の判決を受ける。2008年3月現代自動車会長再任。8月大統領恩赦を受ける。2009年より現代・起亜自動車グループ会長・CEO。2008年米経済誌「フォーブス」による韓国の億万長者第2位となる。2009年も2位。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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