背任(読み)ハイニン

デジタル大辞泉 「背任」の意味・読み・例文・類語

はい‐にん【背任】

[名](スル)任務にそむくこと。特に、公務員会社員などが、自分利益のために、地位役職を利用して、役所会社損害を与えること。「背任行為」
[類語]汚職裏切り内応内通気脈を通じる背信背徳変心寝返り密告おためごかし讒言讒訴誣告告げ口垂れ込み言い付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「背任」の意味・読み・例文・類語

はい‐にん【背任】

  1. 〘 名詞 〙 公務員や会社員などが、自分の利益などのために、地位を悪用して、属している役所や会社に損害を与えること。
    1. [初出の実例]「小切手詐欺、その他背任(ハイニン)等の犯罪もあったらしく」(出典:金(1926)〈宮嶋資夫〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android