百科事典マイペディア 「【ちょ】遂良」の意味・わかりやすい解説 【ちょ】遂良【ちょすいりょう】 中国,唐代の書家。字は登善。杭州銭塘の人。太宗の王羲之書収集事業にあたって筆跡を鑑別し,また諫官(かんかん)として朝政に参与した。王羲之を基本とする書は婉美(えんび)と評され,欧陽詢,虞世南(ぐせいなん)とともに初唐三大家の一人とされる。代表作《雁塔聖教序》《孟法師碑》。→関連項目薛稷|張即之 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報