ツァラプキン(英語表記)Tsarapkin, Semën Konstantinovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツァラプキン」の意味・わかりやすい解説

ツァラプキン
Tsarapkin, Semën Konstantinovich

[生]1906.6.4. ウクライナ,ニコラエフ
[没]1984.9.19. モスクワ
ソ連の外交官。製錬労働者から選抜されてモスクワ東洋研究所に学び,外務省に入り,1941~44年第二東洋部長 (対日関係) ,次いでアメリカ部長。 46~48年北朝鮮駐在大使,48~54年国連安保理事会常任ソ連代表代理,国連軍縮委員会ソ連代表,54~66年外務省ソ連国際機構部長,55年国連第 10回総会のソ連首席代表。 58年以後ジュネーブ軍縮委員会のほか主要な東西軍縮交渉に出席,ことに 61~66年ソ連首席代表として,核実験禁止,核拡散防止などの重要な課題を担当した。 66年西ドイツ駐在大使,71,74年特派大使として来日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android