日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツェリータービン」の意味・わかりやすい解説 ツェリータービンつぇりーたーびんZölly turbine 一列のタービン翼にノズルから蒸気を噴出して回転させる一段タービンを、いくつか重ね合わせた蒸気タービン。ラトータービンRateau turbineともいう。ノズルの役目をする固定羽根と、回転羽根とを交互に置いて蒸気の圧力をすこしずつ落とし、羽根車を回転させるようになっている。中型以上のタービンに適し、効率がよい。大容量のものでは、段数は20~30段に及ぶものもある。[中山秀太郎][参照項目] | 蒸気タービン 蒸気タービンの作動方式による分類 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例