ツメナガセキレイ(読み)つめながせきれい(その他表記)yellow wagtail

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツメナガセキレイ」の意味・わかりやすい解説

ツメナガセキレイ
つめながせきれい / 爪長鶺鴒
yellow wagtail
[学] Motacilla flava

鳥綱スズメ目セキレイ科の鳥。同科セキレイ属10種中の1種。全長約16.5センチメートル。日本には普通の冬鳥として本州九州琉球(りゅうきゅう)諸島などに渡来するが、個体数は少ない。

[坂根 干]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のツメナガセキレイの言及

【セキレイ(鶺鴒)】より

… セキレイ類の分布域は旧世界で,主として旧北区を中心に生息している。しかし,近年ハクセキレイとツメナガセキレイは新大陸にも分布を広げ,アラスカの一部でも繁殖している。日本では,キセキレイハクセキレイセグロセキレイ,ツメナガセキレイ,イワミセキレイの5種が繁殖し,キガシラセキレイがまれに渡来する。…

※「ツメナガセキレイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android