精選版 日本国語大辞典 「つわる」の意味・読み・例文・類語
つわ・る つはる
〘自ラ四〙
① 芽が出る。芽ぐむ。変化のきざしが見えはじめる。また、熟してくる。熟しはじめる。
※金葉(1124‐27)雑上・五六七「葉隠れてつはると見えし程もなくこは熟梅になりにけるかな〈よみ人しらず〉」
※落窪(10C後)二「いつしかとつはり給へば、いかで子生ませんと思ふ少将の君の子はいで来で」
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