ツールマーク

最新 地学事典 「ツールマーク」の解説

ツールマーク

tool mark

流痕の一種で,水底の泥の上を水流流動するとき,水流中に含まれてきた砂粒・岩片木片などの物体が泥の表面に接触した結果生ずる堆積構造。物痕とも。物体の形,堆積作用の様式,底質の性質によって多種に及ぶ。グルーブマークやchevron markのように連続性をもつ構造と,プロッドマークバウンスマークブラッシュマーク,スキップマークのように不連続的な構造,さらに,底質が軟らかいために部分的に流動変形したrilled tool markなどに分類される。砂岩層の下底面では,markに対応する鋳型(cast)としてみられる。タービダイト堆積物に特徴的に多いが,他の型の堆積物にも認められる。多くは,それらの形態的特徴から堆積流の流向を示し,古流系の復元に用いられる。

執筆者:

参照項目:ソールマーク

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 原田

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む