ティアガルテン(読み)てぃあがるてん(その他表記)Tiergarten

デジタル大辞泉 「ティアガルテン」の意味・読み・例文・類語

ティアガルテン(Tiergarten)

動物園の意》ドイツの首都ベルリン中心部にある旧区名。2001年にミッテ区の一地区となった。かつての王室の狩猟場であり、19世紀に公園として整備された。中央普仏戦争勝利塔、東にブランデンブルク門南西ベルリン動物園がある。ティーアガルテン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ティアガルテン」の意味・わかりやすい解説

ティアガルテン
てぃあがるてん
Tiergarten

ドイツの首都ベルリンの旧区名。2001年1月ミッテMitte、ヴェディングWeddingの2区と合併し、ミッテ区の一地域となった。ティアガルテンは「動物園」の意味で、現在も同名の公園と動物園がある。1920年の大ベルリン市誕生前の都心6区の一つであった。東西に約3キロメートルの「6月17日大通り」が貫き、その中央にプロイセン・フランス戦争勝利の塔がある。第二次世界大戦前の1939年には人口21万4000であったが、戦後の50年には11万7000、77年には7万6078に減少した。第二次世界大戦前、大公使館街があり、ベルリンの外交地区であった。

[佐々木博]

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