普及版 字通 「テイ・よう」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] よう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は丁(てい)。〔説文新附〕十四下に「するなり」とあり、甚だしく酔うことをいう。〔晋書、山簡伝〕に「(めいてい)して知る無し」とあり、は、当時士人が多くその陶酔境を楽しんだという。
[訓義]
1. よう、よいしれる。
2. は、またに作る。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 惠比佐万太(古)留(ゑひさまた(こ)る) 〔立〕 サマタル・タハフル・ヱヒサマタル 〔字鏡集〕 ヱフ・サマタル
[語系]
は畳韻の連語。字はまたに作り、韓の詩にも「馬上」の語がある。擬態的な語と思われる。
[下接語]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報