ティー・シー・エム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティー・シー・エム」の意味・わかりやすい解説

ティー・シー・エム

産業・建設用車両メーカー。1949年国産フォークリフトを完成させるとともに東洋運搬機製造として設立。1954年東運工業を合併して社名を東洋運搬機に変更。その後,建設機械,産業車両,建設車両に進出。フォークリフト,ホイールローダーの生産は業界上位を誇り,建設車両部門ではトンネル掘削用機械などを生産した。1999年社名をティー・シー・エム TCMに変更。2009年日立建機子会社となった。2012年,産業革新機構が 2011年に設立したユニキャリアの子会社となり,2013年同子会社の日産フォークリフトと合併して,新たにユニキャリアとして業務を開始。2016年三菱重工グループの傘下に入り,2017年ニチユ三菱フォークリフト(三菱ロジスネクスト)と経営統合,会社分割により販売部門はロジスネクストユニキャリアとなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android