テオドール・E.R.フィリップス(その他表記)Theodore Evelyn R. Phillips

20世紀西洋人名事典 の解説

テオドール・E.R. フィリップス
Theodore Evelyn R. Phillips


1868 - 1942
英国聖職者,アマチュア天文家
元・英国天文協会会長,元・王立天文学会会長。
大学卒業後聖職につき、アマチュア天文家として1896年から惑星の体系的観測を始め、1897〜98年木星の緯度による自転周期の表を提出。1901年から3万回におよぶ木星表面の大赤班の表面中央通過を記録。また25年間雨量を記録し周期分析に取り組んだ他、アマチュア植物学者としても活躍。’14〜16年英国天文協会会長、’27〜29年王立天文学会会長を務める。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android