普及版 字通 「テキ・チュウ・すぐれる」の読み・字形・画数・意味
10画
[字訓] すぐれる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(周)(しゆう)。〔説文新附〕八上に「儻(てきたう)、不羈(ふき)なり」とあり、卓異の人をいう。俶と声義同じく、儻はまた俶儻(てきとう)に作る。〔子、君道〕に「然」という語がみえる。
[訓義]
1. すぐれる、まさる、ことなる。
2. はる、おおきい。
3. おろか。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 タマタマ 〔字鏡集〕 トモガラ・タマタマ
[語系]
thyek、俶thjiukは声義近く通用し、儻はまた俶儻に作る。卓・倬tek、・thekと声義近く、みな卓越・超出の意がある。
[熟語]
唱▶・▶・然▶・▶・儻▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報