ててくる(読み)テテクル

デジタル大辞泉 「ててくる」の意味・読み・例文・類語

ててく・る

[動ラ四]ちちくる」に同じ。
「娘のおかちを―・り」〈浄・浪花鑑

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精選版 日本国語大辞典 「ててくる」の意味・読み・例文・類語

ててく・る

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 男女がひそかに情交する。ちちくる。ちぇちぇくる。他動詞的に、男が女を自分の意のままにする場合にも用いる。→乳繰る
    1. [初出の実例]「儕が弟の業平と二条の后がててくって、其の間に懐胎せしを」(出典:浄瑠璃・行平磯馴松(1738)一)

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