最新 地学事典 「テドリバータル」の解説
テドリバータル
学◆Tedoribaatar
白亜紀前期の哺乳類,多丘歯類のエオバータル科の属。模式種は石川県の手取層群桑島層から産出したT. reini。多丘歯類の特徴である鋸歯を有するブレード状の下顎小臼歯をもつ。本属は,第二小臼歯が消失していること,第三小臼歯がおそらく単根で,第四小臼歯がより円弧状に近いといった特徴によって,共産するハクサノバータルを含む他のエオバータル科多丘歯類と区別され,同科のうち最も派生的なものの一つと考えられる。参考文献:N. Kusuhashi(2008) Acta Palaeontol. Pol., Vol. 53:379
執筆者:楠橋 直
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

