テモテ(その他表記)Timotheos; Timothy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テモテ」の意味・わかりやすい解説

テモテ
Timotheos; Timothy

新約聖書に登場する使徒パウロの弟子で親密な協力者。殉教者,聖人。異教徒を父に,キリスト教徒のユダヤ人を母として小アジアのルステラに生まれる (使徒行伝 16章) 。パウロの第2回伝道旅行に同行。続いてアテネ,テッサロニカ,コリントへ派遣され,広く使徒的活動を行なった (コリント2書1章) 。さらにパウロに従ってコリントからエフェソスおよび小アジアへ赴き (使徒行伝 19章ほか) ,パウロの最後のエルサレムへの旅にも随行,のちにはパウロとともに獄中生活を送った (使徒行伝 20章以降,ピレモン書) 。牧会書簡は彼がエフェソスでの活動のためパウロと離れたことを伝え,『ヘブル人への手紙』には彼の釈放についての言及がある。祝日は1月 22日 (ギリシア殉教史) ,1月 24日 (ラテン殉教史) 。

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