普及版 字通 「テン・かける・きず」の読み・字形・画数・意味
9画
(異体字)
7画
[字訓] かける・きず
[説文解字]
[字形] 形声
声符は占(せん)。占に店・(てん)の声がある。玉の小さな瑕(きず)をいう。〔詩、大雅、抑〕に「白圭の(か)けたるは ほくべきなり」とあり、〔説文〕四下にその字を(てん)に作る。〔三家詩〕のテキストによるものであろう。〔玉〕に「詩傳に云ふ、は缺くるなり」とあり、〔詩〕は字をに作る。
[訓義]
1. かける、玉がかける、きず。
2. あやまち、欠点。
3. けがす、はずかしめる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 キズ・クラキ・カケタリ・カクル
[語系]
()・點(点)tyamは同声。點は小汚点を加えること。は玉の小瑕疵をいう。
[熟語]
穢▶・▶・瑕▶・欠▶・傷▶・辱▶・塵▶・染▶・▶・冒▶・郵▶・漏▶
[下接語]
瑕・毀・小・塵・微・不・無・濫
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報