てんだ(読み)テンダ

デジタル大辞泉 「てんだ」の意味・読み・例文・類語

てん◦だ

[連語]
連語「ている」に連語「のだ」の付いた「ているのだ」の音変化。上に付く語によっては「でんだ」とも》…ているのだ。「何を話し―◦だ」「何をして遊んでんだ」
格助詞「と」に動詞「いう」、連語「のだ」の付いた「というのだ」の音変化》多く促音を入れて「ってんだ」の形で用いる。…というのだ。「すぐ来るっ―◦だから待ってやろう」

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精選版 日本国語大辞典 「てんだ」の意味・読み・例文・類語

てん‐・だ

  1. 〘 連語 〙
  2. [ 一 ] ( 「と言うのだ」の変化したもの ) ⇒ってんだ[ 一 ]
  3. [ 二 ] 「ているのだ」が「てるんだ」を経て変化したもの。「よく見てんだよ」
    1. [初出の実例]「おめえ近頃ぽさぽさしっちゃってんだな」(出典:土(1910)〈長塚節〉一五)

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普及版 字通 「てんだ」の読み・字形・画数・意味

堕】てんだ

崩れる。

字通」の項目を見る

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