普及版 字通 「テン・やむ・なやむ」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] やむ・なやむ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は眞(真)(しん)。眞に(てん)の声がある。〔説文〕七下に「むなり」とあり、〔詩、大雅、雲漢〕「胡(なん)ぞ我を(なや)ましむるに旱(ひでり)を以てす」のように、苦悩の甚だしいことをいう。癲(てんかん)のような難病、また癲狂などをいう。
[訓義]
1. やむ、なやむ、なやみなげく。
2. てんかん。
3. 気がふれる、くるう。
4. (てん)と通じ、倒れる。
5. 腹のふくれる病。
[熟語]
▶・眩▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報