でござる

精選版 日本国語大辞典 「でござる」の意味・読み・例文・類語

で‐ござ・る

連語〙 「である」の尊敬語および丁寧表現。
敬意をもった断定に用いる。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)五「天子も仁ある人て、御座る」
② 丁寧な断定に用いる。
※天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事「ソレガシワ スデニ コノブンデ gozareba(ゴザレバ) ゴフンベツ アレカシ」
※百一新論(1874)〈西周〉上「若し教が一致のものでござるならば盛衰隆替もない訳ではござらぬか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android