隆替(読み)りゅうたい

精選版 日本国語大辞典 「隆替」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐たい【隆替】

〘名〙 さかんなことと、おとろえること。また、栄えたりおとろえたりすること。盛衰消長。りゅうてい。
空華集(1359‐68頃)一四・答長楽在中円覚回祿書「蓋以祖道隆替、責在人不上レ屋宇輪奐焉耳」 〔晉書‐王羲之伝〕

りゅう‐てい【隆替】

〘名〙 =りゅうたい(隆替)〔布令字弁(1868‐72)〕

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デジタル大辞泉 「隆替」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐たい【隆替】

盛んになることと衰えること。栄えたり衰えたりすること。盛衰。

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普及版 字通 「隆替」の読み・字形・画数・意味

【隆替】りゆうたい

盛衰。〔晋書、王羲之伝〕(殷浩の書)足下の出處の如きに至りては、正に替と對す。豈に一世の存を以て、必ず足下從容のに從はしめんや。~(けい)、時にたずんば、復(ま)た以て美を求むべきや不(いな)や。

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