現代外国人名録2016 「デジレランカトーレ」の解説
デジレ ランカトーレ
Désirée Rancatore
- 職業・肩書
- ソプラノ歌手
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1977年1月29日
- 出生地
- シチリア島パレルモ
- 経歴
- 父は地元マッシモ劇場のオーケストラのクラリネット奏者。1991年地元の音楽院の合唱に参加、歌の才能を認められる。’93年より歌手である母から歌を習い始め、ローマでM.ベーカー・ジョノヴェージに師事。’96年19歳でザルツブルク音楽祭のモーツァルト「フィガロの結婚」バルバリーナ役でオペラデビュー。’98年イタリア・カターニアのベッリーニ大劇場でオッフェンバックの「ホフマン物語」のオランピアを歌い、この役でパリ・オペラ座、ロンドン・コベントガーデン歌劇場、ウィーン国立歌劇場などでデビューする。2005年パリ・シャンゼリゼ劇場でオルフの「カルミナ・ブラーナ」のソリストを務める。2007年1月ベルガモ・ドニゼッティ劇場の来日公演で「ランメルモールのルチア」のルチアを歌い、日本デビュー。同年4月にはスロベニア国立マリボール歌劇場の来日公演で「ラクメ」のタイトルロールを務める。2010年、ドニゼッティの劇場来日公演で「愛の妙薬」に主演、〈東京・春・音楽祭〉で「カルミナ・ブラーナ」のソリストを務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報