デッセル(その他表記)Deyssel, Lodewijk van

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デッセル」の意味・わかりやすい解説

デッセル
Deyssel, Lodewijk van

[生]1864.9.22. アムステルダム
[没]1952.1.26. ノルトホラント,ハールレム
オランダの評論家,小説家。本名 Karel Joan Lodewijk Alberdingk Thijm。文芸誌『新案内』 De Nieuwe Gidsの編集者で,『隔月刊雑誌』 Tweemaandelijksche Tijdschriftの創刊者の一人。文学グループ「1880年代の作家たち」のうち最も重要な経験主義の作家。 1900年代に現れた自然主義,象徴主義,印象主義,ダンディズムの文学傾向を紹介。主著に,小説『愛』 Een liefde (1887) ,評論『ゾラからメーテルランクまで』 Van Zola tot Maeterlinck (95) ,伝記『フランク・ローゼラールの生活』 Uit het leven van Frank Rozelaar (1911) ,『回想録』 Gedenkschriften (24) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android