でもしか(読み)デモシカ

デジタル大辞泉 「でもしか」の意味・読み・例文・類語

でも‐しか

[接頭]《「…にでもなろうか」「…にしかなれない」の意から》ほかになるものがないので、やむをえずそれになっているという意を表す。でも。「でもしか先生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「でもしか」の意味・読み・例文・類語

でも‐しか

  1. 〘 接頭語 〙 ( 「…にでもなろう」「…にしかなれない」などの場合の助詞「でも」と「しか」から ) 職業身分などを表わす語に付いて、はっきりした意志でなく、あやふやな気持でなったと軽んじていう意を表わす。「でもしか先生」の類。
    1. [初出の実例]「先生だってさ、たしか大望のある身で、デモシカ教師だと自称してらっしゃったはずだけど」(出典:誰かが触った(1972)〈宮原昭夫〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む