宮原昭夫(読み)ミヤハラアキオ

デジタル大辞泉 「宮原昭夫」の意味・読み・例文・類語

みやはら‐あきお〔‐あきを〕【宮原昭夫】

[1932~ ]小説家神奈川の生まれ。予備校学習塾講師を経たのち、創作の道に入る。「誰かが触った」で芥川賞受賞。社会性の高い作風で知られるが、ユーモア小説も手がける。他に「石のニンフ達」「私小説家の私事」「あなたの町」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮原昭夫」の解説

宮原昭夫 みやはら-あきお

1932- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和7年8月5日生まれ。予備校,学習塾などの教師をつとめる。昭和41年「石のニンフ達」で文学界新人賞,47年「誰かが触った」で芥川賞。社会性のこい作風で注目されたが,「竜のいる海」などのユーモア小説も手がける。神奈川県出身。早大卒。作品はほかに「私小説家の私事」「あなたの町」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android