宮原昭夫(読み)ミヤハラアキオ

デジタル大辞泉 「宮原昭夫」の意味・読み・例文・類語

みやはら‐あきお〔‐あきを〕【宮原昭夫】

[1932~ ]小説家神奈川の生まれ。予備校学習塾講師を経たのち、創作の道に入る。「誰かが触った」で芥川賞受賞。社会性の高い作風で知られるが、ユーモア小説も手がける。他に「石のニンフ達」「私小説家の私事」「あなたの町」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮原昭夫」の解説

宮原昭夫 みやはら-あきお

1932- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和7年8月5日生まれ。予備校,学習塾などの教師をつとめる。昭和41年「石のニンフ達」で文学界新人賞,47年「誰かが触った」で芥川賞。社会性のこい作風で注目されたが,「竜のいる海」などのユーモア小説も手がける。神奈川県出身。早大卒。作品はほかに「私小説家の私事」「あなたの町」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android