デラ台風

デジタル大辞泉プラス 「デラ台風」の解説

デラ台風

1949年の6月に発生した台風2号の国際名。九州に上陸し、鹿児島県に特に大きな被害をもたらした。川崎汽船の旅客船青葉丸の転覆事故や、漁船の遭難事故が多数発生、全国での死者数は252名、行方不明者数は216名にものぼった。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のデラ台風の言及

【宮古島】より

…66年の第2宮古島台風(コラ台風)では,最大瞬間風速85.3m(気象庁の観測史上最大)を記録している。さらに2年後の68年には第3宮古島台風(デラ台風)に見舞われた。このような強風に耐えるため,島の民家は周囲に石垣や防風樹をめぐらし,しっくいで固めた屋根瓦をもつ低層のものが多い。…

※「デラ台風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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