20世紀西洋人名事典 「デルフィーヌセーリグ」の解説
デルフィーヌ セーリグ
Delphine Seyrig
1932.4.10 - 1990.10.16
米国の女優。
フランス出身。
駐米大使館文化アタッシェであった父の関係から、戦時中アメリカで過ごし、そのまま帰化。ミッシェル・サン・ドニの東部演劇センターで演劇を学び、パリで舞台出演した後、1959年再び渡米。「去年マリエンバート」で主演し、’61年ベネチア映画祭グランプリを獲得、続いて「ミュリエル」で同映画祭女優賞を得、その後もルイス・ブニュエル監督作品などで着実な演技を披露している。作品はほかに「ジャッカルの日」(’73年)、「ゴールデン・エイティーズ」(’86年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報