日本大百科全書(ニッポニカ) 「デンマーク海峡」の意味・わかりやすい解説 デンマーク海峡でんまーくかいきょうDenmark Strait アイスランドとグリーンランドの間にある海峡。幅287キロメートルで、その半分は双方の大陸棚、残り半分は最大深度600メートル余に達する。南東部にはアイスランドを巡る北大西洋暖流の分枝が東流し、北西部には東グリーンランド寒流が西流し、冬は結氷する。タラ、エビの好漁場。第二次世界大戦中の1941年5月24日、ドイツ戦艦ビスマルクがイギリス戦艦フッドをこの海峡で撃沈した。[浅井辰郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デンマーク海峡」の意味・わかりやすい解説 デンマーク海峡デンマークかいきょうDenmark Strait 北大西洋,アイスランドとグリーンランドの間にある海峡。最小幅約 287km。北側は北極海から大西洋に流出する冷たい東グリーンランド海流の通路となり,冬季は結氷するが,南側は大西洋からアイスランド北側に向けてイルミンゲル暖流が流入するため,結氷する年は少い。海峡はエビ類の好漁場。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「デンマーク海峡」の意味・わかりやすい解説 デンマーク海峡【デンマークかいきょう】 グリーンランドとアイスランドの間の海峡で,幅約200km。北大西洋と北極海を結び,グリーンランド寒流が南流する。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by