トウモロコシ農耕(読み)とうもろこしのうこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トウモロコシ農耕」の意味・わかりやすい解説

トウモロコシ農耕
とうもろこしのうこう

主としてアメリカ大陸の古代文明において発達し,その基盤となった農耕。トウモロコシの起源については,メキシコシティの地底からトウモロコシの花粉の化石が発見され,メキシコ起源説が有力となった。その後,メキシコのタマウリパス地方やテワカン盆地の乾燥した洞窟遺跡の調査によって,トウモロコシの栽培は前 5000~4000年頃に開始された事実が判明した。一方,ごく最近,ペルー南高地のアヤクチョでも同種の洞窟遺跡から前 4000~3000年頃に属する原始的なトウモロコシが発見され,現在メキシコとの比較研究が進められている。トウモロコシ農耕によって定住生活が確立されると,人口は増加し,やがて高度な文明が誕生した。マヤは焼畑農耕,インカは灌漑農耕によってそれぞれ独自の文化を築き上げた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む